勤めないという生き方:森健 [2011年読書記録]
本書は、自分の人生や生きがいを軸にして、自分の好きなことを「自分の仕事」にして生きる人へのインタビュー集です。
この本に出てくる人々は会社勤めをやめて独立した人ばかり。独立後「職人」「地域」「お店」「農業」「NPO」といった様々な領域での仕事に携わっています。それぞれの人が、なぜ今の道を選ぶにいたったのか。どこに苦労や困難があり、どのように向き合っているのか。またその人にとって仕事とは何か、お金とはなにか。といったことについてインタビューされています。
同じような内容の本としては、西村佳哲さんの『自分の仕事をつくる』や『自分の仕事を考える3日間』シリーズなどがありますが、本書はもう少し現実的というか、自分の周囲にいそうな感じのする人々の独立にまつわる現在進行形のヒストリーが語られています。
自分の働き方を考えたい人にオススメです。
Nellson's MEMO
辞める時点では、次に何をすべきか明瞭に把握できていない。非常に感覚的なものであってりする。ところが、人と交流したり、具体的な一歩を踏み出すなかで、そのもやもやした意識の輪郭がハッキリしてくる。
誰にも共通しているのは「どうしても」がその人の人生に欠かせない要因になっている点だ。やりたいことが決まっているわけでもない。けれども明日いる場所はここではないとわかってしまった。だから動いた。
2011-04-13 23:47
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